消費者金融からの借入歴があると住宅ローンを組めないという噂を耳にしますが必ずしもそうであるとは言えません。借入歴は記録され情報は公開されますが、きちんと完済していればあまり問題になりません。住宅ローン審査は会社によって開きがありますので諦めないでください。

消費者金融の利用歴があると住宅ローンは組めないの??

不況の影響で年々消費者金融を利用する人が増えています。消費者金融から借入をするにあたって、どんな不都合なことがあるのか。借入を検討している人はいろいろ頭を悩ましていることと思います。消費者金融関連の質問で多いのが消費者金融からの借入があっても住宅ローンが組めるのかということです。

30代になると自分の城を持ちたい、あるいは家族が増えて広い家が必要になったり家の購入を考える人が増えます。そんなとき、頭をよぎるのが過去の借入歴です。消費者金融から借入を行うと信用会社を通して個人の借入歴が記録されます。複数の会社から借入をしていれば金額などすべての情報が会社間で公開されます。クレジット事故、たとえば遅延や滞納なども含まれます。このような情報をもとにあなたがお金を返すことのできる人間かどうか判断されるわけです。

ローン審査に通らなかった人の体験談があります。Aさんは過去に何度か消費者金融から借入をしています。数社から借入を行っていますが、一度に借入する金額は少額でどの会社にもきちんと完済しています。ただ、延滞が何度かあること、また一番近いもので先月まで借入をしていた履歴があります。Aさんは複数の銀行に住宅ローンを申し込みましたが審査を通ることはありませんでした。

しかし、このような体験談を聞いてがっかりすることはありません。住宅ローンの審査は実は会社によってかなり開きがあります。A社、B社ではだめだったけど、C社では審査をパスできたなどの話を聞きます。判断基準は会社によりますので早急に諦める必要はありません。また個人の借入歴は完済後5年で消去されるという情報もあります。住宅ローンを申し込む前には情報を収集し、審査が通りやすい会社を選ぶことも重要ですが、まずは自分の経済状況を把握しましょう。経済状況が苦しいのに住宅ローンを組んでは自分の首を絞めるようなものです。

消費者金融で借入歴があるからと言って必ず住宅ローンに通らないということはありませんので、ご安心ください。