消費者金融の金利について

消費者金融を利用したいあなたが気になる金利について

借金の返済には必ず金利がつきます。金利とは利息分を算出するために決められている割合で、借金という行為が安易に行われてしまわないようにするための、枷のようなものです。しかしながら、どうしても必要なときには借金に頼るしかありません。そういったときでも、やはり金利は低ければ低いほうが返済も多少ですが楽になります。身近な消費者金融がどの程度の金利でローンの提案をしているのか、事前に知っておけば余計な時間や失敗をせずに、お金の借り入れをすることができます。

○借り入れ金額によって金利の上限は決められている
ヤミ金融やサラ金といった言葉で犯罪をイメージする人も多いでしょう。そういった犯罪の横行に歯止めをかけるため、消費者金融とそういった犯罪に携わる金融業態を線引きするために、金利の上限は法律上定められています。過去に何度も改定されていて、現在の金利の上限は年率20%と定められています。また、借り入れ金額によっても上限が決められていて100万円以上なら年率15%、10万円以上100万円未満なら年率18%、10万円未満なら年率20%となっています。

○金利と審査の関連性
どの消費者金融も、申請された借り入れ金額等を含めて行う審査によって金利を設定しています。個人利用向けに用意されているローンプランの平均的な金額は50万円~500万円、最低で10万円最高で1000万円となっていて、金利も平均で5%~15%、最低で3%最高で19%となっています。審査によって借り入れできる金額とともに金利が決定されるのですが、実は借り入れ金額が高ければ高いほど、返済期間の設定が長ければ長いほど金利は低くなる傾向があります。低くなるとは言え、借り入れ金額が高く返済期間が長くなれば、結果として払わなければならない利息は多くなってしまうので、注意しましょう。