借金返済時の遅延金について

借金は必ず返済しなければなりません。決められた期日に返済をきちんと行えなかった場合、消費者金融会社との契約を破った罰として遅延金というものが発生してしまいます。ただでさえ借金は利息を払わなければならないのに、この上、遅延金まで支払うことになると返済は苦しくなってしまう一方です。

遅延金は借金の元本額によって支払わなければならない金額が決定されます。ただし、いくら契約に対する罰金とは言え、消費者金融側が好きなだけ請求できると言うわけではありません。元本額が１０万円未満であれば最大で２９．２％、１０万円以上１００万円未満であれば２６．２８％、１００万円以上なら２１．９％と上限が決められており、基本的にはどの消費者金融会社も２０％を遅延金の割合に設定しています。

遅延金を払わないために忘れてはならないのが返済日です。最近では、利用する側が返済日を決めることができるサービスも展開されており、借り入れすることだけを考えて利用するのではなく、返済に関わる情報や知識を事前に準備してから借金の契約を行うようにしましょう。また、契約の段階で指定口座からの自動引き落とし返済を行えるサービスもローンプランによってはありますので、現金を振込むことが面倒に感じる人は、このサービスを利用することで確実に返済日に返済することができます。

遅延金の発生は、返済の悪循環を呼び込みます。決められた期日をきちんと守り、返済に関する様々なサービスを有効活用しながら返済していくことが、上手な借金返済方法だと言えます。